DRTクリニックの自毛植毛
About Hair Transplant of DRT
DrT Hair Transplant クリニックの植毛の強み
Before
After
Before
After
男女や年齢・顔や頭の骨格によって決まる自然なヘアライン作りへの細やかなノウハウがあります。
ヘアラインと一口に言っても、毛流れや骨格に合った毛の植え方、生え際に合った移植毛の選択、部位ごとに変えるスリットの大きさと開ける向き、頭の部位による密度の違いなどさま々な点を考慮する必要があり、それにより違和感のない植毛を実現します。例えば、生え際が一直線になると不自然なので、額の中心とそこから少し離れた左右のヘアラインに毛を植えて小さなピークを作ると自然になります。
また、生え際に濃く太い毛を植えると、前から見た時に密度があるように見えますが、太い毛だけでは全体的に見ると不自然なので、バランスよく1本毛や2本、3本毛を配置していきます。
時には、自然に見せるためにあえて少しM字を残すことも必要です。
他にもヘアラインを下げすぎてしまうと将来既存毛のAGAが進行した際に不自然になる可能性があるため、全体のバランスを見て慎重に決める必要があります。
このように、DrT Hair Transplantクリニックではとにかく植えれば良いというような施術はいたしません。
遠くから見ても、近くから見ても自然であること。10年後、20年後の状態も見据えた、既存毛と移植毛のバランスを考えた自然な仕上がりをお約束します。
移植毛の見た目の濃さは満足度に繋がります。
長さ0.7mm―1.2mmまでのブレードを使い分け、マイクロスリットを開けていきます。
この方法は電動パンチ式と比べて医師の高い技量が求められます。医師側の負担は大きくなりますが、電動パンチ式よりも高密度での植毛を可能にし、出血が少なく傷の治りも早いなどお客さま側のメリットが大きい手法です。
タイフン医師は中でもこのスリット手法に熟達しているので、特に生え際やつむじなど、
見た目の印象を大きく左右する箇所で違いを実感いただけます。
なお、日本でも優れた植毛医療技術を持つABHRSドクターが在籍する3クリニックのうち、2つのクリニックでスリット式が採用されているようです。
DrT Hair Transplantクリニックは総合病院の中に併設されており、万が一の時には連携が取れるため、医療体制は万全です。
また、DrT Hair Transplantクリニックではお客さまに必ず2泊することをお願いしております。
日帰り可能な施術を謳うクリニックも多い中で、最低2泊の宿泊を伴うというのは煩わしく感じるかもしれません。
実際、日帰りでの施術は医師側にとっても時間やコストが節約でき、メリットが大きいです。
が、そうした中でタイフン医師は「最良の植毛結果を提供する」という強いこだわりから、2泊の滞在をお願いしています。
なぜなら、術後24時間は患部がもっとも不安定な状態だからです。
例えば、寝ている間に頭部が枕と擦れてしまい、その後の生着率の低下に繋がることもあります。
手術翌日に医師自らがしっかりと確認・ケアすることで、安心して万全の状態でお帰りいただくことができます。
選べる4つの自毛植毛
【AS】オールシェーブン
-All Shaven-
坊主頭の状態で行う最も価格の安い植毛
【DS】ドナーシェーブン 植毛
-Donor Shaven-
頭部の上だけを残したツーブロックスタイルか、
後頭部の一部だけ刈り上げたスタイルのどちらか
【NSS】ノンシェーブンスタンダード 植毛
-Non Shaven Standard-
全く刈り上げずにドナー毛だけを短くカットして
行う、髪型の変わらない植毛
【NSLH】ノンシェーブンロングヘアー 植毛
-Non Shaven Long Hair-
全く刈り上げずにドナー毛の長さをそのままに行う、
髪型の変わらない最もばれにくい植毛
こだわりの自毛植毛徹底解説
DrT Hair Transplantクリニックで行っているこだわりの植毛を徹底的にご紹介します。
サファイアブレードという器具を使用して植毛予定範囲に1ミリ程度のごく小さなスリットを開けていきます。
自然な仕上がりにするために生え際のラインや密度、毛の流れを考えながら開けていきます。
その後は、10年以上の経歴を持つ熟練した看護スタッフによりグラフトを傷つけないように細心の注意を払いながらスピーディーに植えていきます。
移植穴を開ける方法は下記のとおりスリット式と、電動パンチを用いて頭皮をくり抜いて極小ホールを開けるホール方式がありますが、DrTクリニックではスリット式を採用しています。
同じサイズ・深さのホールが開くため、ホール方式はスタンプと似ています。
そのため経験の少ない医師でも仕上がりのバラつきが少なくすることができます。
スタンプを押すように施術が出来るため、時間の短縮が可能です。
お客様にも医師にも負担が少ない施術方法です。
断面積がスリット式よりも大きいことから、ホール同士がくっついてしまわないようホール間の距離を取る必要があります。
物理的に頭皮を”くり抜く”ために頭皮へのダメージが大きく、術後の治りに時間がかかります。
スリット式は断面積が小さく(ホール式の3分の1!)スリット間を近づけることができるため髪の密度をより高めることができます。
前から見た際の髪の生え際やつむじなど、見た目の印象を特に左右する箇所にもしっかりと密度を出すことができるので満足度の高い施術が可能です。
頭皮に切れ込みを開けるだけなので、出血も少なく傷の治りも早いため、お客様の日常生活への復帰も早いです。
外科的な技術が求められる施術法式のためホール式よりも難易度が高く、知識や経験の浅い医師が行うと仕上がりにバラつきが出てしまうことがあります。
スタンプを次々押すように施術を行えるホール式と比べると、施術時間が長くなる傾向にあります。
ドナー株の抽出において生着率の点で重要なのは、「株を傷つけないこと」と「素早く行うこと」の2つです。
抽出後の傷跡や身体的な負担の軽減とは、具体的に言うと「移植毛以外の頭皮を傷つけないこと」です。
ドナーの抽出には、先端が筒状の鋭利な刃物となっているマイクロパンチツールを使用します。
このパンチツールは、口径サイズが小さければ小さいほど術後の痛みや傷跡を小さくすることができます。
しかし、パンチの直径が小さすぎると、ドナー株自体を傷つけやすくなり、移植後に再生しなくなってしまいます。
頭皮の硬さや毛の太さや髪のクセなどは個人によって異なるため、お客さまの特性に合わせた最適な器具の選択を行います。
パンチの直径が業界最小なので安心ですと謳っているクリニックもありますが、前述の通り、一律にこの口径の器具を使うとベストパフォーマンスが出せるといったものではないため、医師の経験が重要になります。
高い生着率のためには、素早くドナー株を抽出することも重要です。
その理由は毛髪を採取してから植毛するまでの間、毛組織に栄養を届けるための血液が途絶えてしまうからです。
この血液が途絶えている時間のことを「虚血時間」と呼び、虚血時間が長いほど毛組織へのダメージが増すことになり、結果として生着率が低下してしまいます。
そのため抽出スピードは早い方が良いのですが、速さを追い求めると、毛根を傷つけずに抽出することが難しくなります。
抽出スピードを追い求めるあまりに毛根組織にダメージを与えてしまっては本末転倒です。
DrT Hair Transplantクリニックでは、抽出したグラフトを移植するまでの間、後述するハイポサーマルとATPによってグラフトに栄養を供給し続けることで、抽出スピードだけを追い求めることなく、一つ一つ異なる毛根の向きをきちんと確認しながら毛根組織を傷つけずに抽出していきます。
お客さまの肌や髪の特性に合わせた施術で
ドナー株を傷つけず頭皮の傷を最少に
スピーディーな移植かつお客様に合った施術を
抽出したドナー株は、1本毛~4本毛に応じて選別後、ハイポサーマルとATPといった生着率を高める保存液に浸しておくなど、最高の状態で保存し、組織の機能を損なわないように保管しつつ、素早く植え付けます。術後は定着率を高めるための処置も行います
「ハイポサーマル」とは、pHや浸透圧等を体内環境に合わせて作成した組織保存液です。
グラフトが採取されてから再び植えられるまでの間、この組織保存液に浸すことで毛根組織の生存率が高まります。
毛根組織ダメージを誘発するフリーラジカル等の有害物質から毛髪の組織を守る機能もあります。
これにより、生着率が高まります。
「ATP」とは毛髪の組織にとっての栄養です。血管から切り離された毛髪は無栄養状態になります。
グラフトが採取されてから再び植えられるまでの間、毛根組織に栄養を届けることで、毛髪の組織が生存しやすくなり生着率が高まります。
植毛治療当日の流れ
手術前日にクリニックにお越し頂き、血液検査とPCR検査を行います。
手術当日クリニックにて担当医師と頭髪状況の確認やヘアラインのデザイン決め、移植箇所のマーキング、植毛数の確認といったコンサルテーションを行います。
手術着にお着替え頂いた後にオペ室に移動頂きます。心電図など手術に必要な事前準備を行ったあと、頭部全体へ部分麻酔を行います。痛みに弱い方や心理的不安があるお客様には鎮静剤(笑気ガス)を使用することも可能です。
担当医師が移植穴(スリット)を開けていきます。
担当医師チームでドナー株の採取を行います。採取したドナー株は最良な状態で一時保管します。
看護スタッフ数名でスピーディにドナー株の移植を行います。
移植完了後、ドナー抽出部分にガーゼや包帯をして保護します。痛み止めや抗生物質をお渡しして、ホテルまでお戻り頂きます。
手術翌日に再度クリニックにお越し頂き、看護スタッフにより洗髪を行います。
患部の状態チェックと包帯の交換を行います。その後、術後の過ごし方についてのご説明を行い、ケア用品や過ごし方を記載したリーフレットをお渡しします。
以上で全行程の完了です。その後、日本にご帰国となります。
よくある質問
Q1 | 手術前に注意することはありますか? |
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A1 | 喫煙者の方は植毛手術前2週間、手術後3週間は、タバコを控えてください。タバコは血流が悪くなるため、植毛株の定着率に影響を及ぼす可能性があります。また手術前日はアルコールも控えてください。 |
Q2 | 手術後、仕事に復帰できるまでの日数は? |
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A2 | 手術後にお客さまが出勤可能となるまでの推奨日数は1週間とされています。デスクワークなど身体をあまり動かさない仕事であれば翌日から復帰も可能です。 |